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sklo

2009.8.28

四隅を刈り終えたらコンバインが出動します。

ハンドルはこれ、ガタガタとゆっくり進みます。
不完全なロボットみたいな動きで、
曲がるときもやたらと大げさな曲がり方をします。

とうとう始まりました。今年は、雨が多く昨年に比べると収量は落ちる見込み。

まずは早稲品種の “ゆめみづほ”からです。
コンバインが作業しやしように、田んぼの四隅を手で刈ります。
その時の手から伝わる感触で収量がおおよそ分かるらしい。

こちらは黒米です。

右の稲穂は田植えのとき、4本の束を植えたもの。
左は1本だけしか植えなかったもの。
結果はご覧の通り1本苗のほうが優秀なんです。
なぜでしょう、それは生き物全てにおいていえる事だけど、
数が多いと楽をしちゃうんです。組織の欠点はそこ。
各人のポテンシャルを最大限発揮できる環境を作る事が管理者の役割。
この田んぼでこの米を作る場合、あくまでも手植えをし、
米どうしが競いあう環境を作る事がベストということです。
因にどうして手植えがいいかというと、手で植えると苗の束数も、深さも、
角度までもバラバラになる。それが田んぼの中でそれぞれの個性となって
競い合う環境が生まれるという事です。
あと注がれる愛情も違ってきます。雑草を放置するなんてあり得ません。

2009.8.26

稲刈り間近の “ゆめみづほ” です。黄金色に輝いています。

どさくさにまぎれて、ひえ、からすのえんどう等の雑草が
生えてくるのでそれらをまめに抜いています。
それを怠ると田んぼに種をまき散らし、
来年さらに勢いを増して出現するのです。
実際、手に負えなくなって草取りをあきらめた田んぼを
いくつも見ました。となりに雑草放置田があると、実はすごく迷惑で
こっちの田んぼにも種が飛んできて雑草が生えてしまう。
そんなときは集落のコミュニティーが機能し、美しい水田を維持しようと
皆で話し合うのです。農家は自分だけではできないという事です。

写真右は、雑草の森と化した休耕田

また、最近は休耕田が増えていて、それも大きな問題。
以前紹介した “あぜ道” もとなりの田んぼの所有者と共同で
草刈りをしたりして維持するもの。
隣がいなくなると単純に仕事が倍になってしまいます。
そして雑草が勢い余ってこっちの田んぼに進出し、
それも退治しなければならなくなります。
田んぼを辞めるのは簡単だけど、
残された者に負担がかかってしまうのです。

2009.8.23

今年は、あいた畑に蕎麦を植えています。
大豆と違ってとても強くて、ほっておいても育つたくましいやつ。
とはいえ新芽は可愛いし、徐々に愛情がわいてくる。
結局、適当でいいや!ってわけにはいかなくなるんだろな縲怐B

2009.8.15

今日はお盆、早朝にお墓参りに行きました。
我が家の墓は、田んぼを一面に見渡せる絶景の場所にあります。
休耕田も目立つけど一面の緑に心が落ち着きます。
日本の里山の風景も捨てたもんじゃありません。
今年は、眼下に広がる盆地の中で雑草と格闘しているけど、
その雑草も美しい景色や私たちの癒しに一役買っているみたいです。
たとえば雑草の色が赤だったら、、、想像しただけで恐ろしい。
ここから眺めると、雑草と格闘!とかなんとか言ってはいるが、
実は人間と雑草が楽しくじゃれあっているんだなと思えてきます。

2009.8.11

無肥料無農薬栽培の大豆です。科学的なものどころか有機肥料すらいっさい与えて
いません。よってご覧のような歯抜けで雑草に埋もれた畑になっています。
この場合、土がとても大事になってきます。通常は土の酸性質をおさえるために即効性の
ある石灰を散布します。だが、即効性のあるものは長期的使用による弊害が必ず出てくる。
人間の身体で例えると、処方薬を服用する方法から時間をかけ体質を改善していく方法へ
シフトするという意味です。そのために、自家製の“灰”をまき、自家製の“わら”を
使うことで最高な土壌を目指します。巷で話題の自然農法の定義なんて実はどうでもよくて
とにかく作り手がいっさいの妥協をせず、食べる人もいっさい矛盾を感じないようなものを
作ろうとしているだけ。それが有機栽培だろうが自然栽培だろうが関係ありません。
その土地の状況にいちばん適した方法を見つけるため、時間をかけて少しずつ作り上げて
いきます。無理して自然農法の定義にあてはめようとするのは、不自然農法です。
来年からは、草対策、PH対策、ハト対策、種植え、土上げ等の適期を見つける事も
しなければなりません。1年目を踏まえてするべき事がたくさんあります。

とうとう豆がでてきました。産毛だらけの初々しい実です。

2009.8.9

有機コシヒカリです。

出てきました!

こちらは、ゆめみづほ です。実るほど頭垂れる稲穂かな。。。
確かに、偉そうには見えない。

こちらは、有機黒米です。ピンピンしてます。
今のところ頭を垂れるつもりなどありません!


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