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2009.7.13

豆の芽を穫りました。

インターネットで情報検索し、何でも知ってるつもり な自分に気付きました。
その時から、できるだけ『大豆の育て方』のようなサイトを見ないようにしています。
そうなると、近所のおばちゃんに聞くか、自分の直感、あとは豆に聞くしかありません。
豆に聞けるようになるにはもうちょっと時間がかかりそうなので、まずはおばちゃんから。

師曰く、茎が5本に別れて6本目の芽が出てきたらその芽を穫るとのこと。
そうすることで、自身が成長するための意識から、子孫を残すための意識へと
スイッチが切り替わるらしいのです。枝ぶり良く立派に成長しすぎると、
逆に豆の収量を減らしてしまう結果になるのである。

なるほど!日本の昔も、発展途上国を見てみても子供の数がすごく多い。
貧しい環境なのに子供が多く元気なのである。
逆に現在の日本のように、豊かな国ほど子供が少なく元気がない。
生き物の欲は限りない、放っておくと私腹を肥やすことに邁進してしまうのだ。

2009.7.11

昨日の大雨後の様子を見に来ました。空気中のホコリが落ち、
葉っぱの汚れも洗い流され輝いています。
黒米の様子は、まさに破竹の勢い。どこのどの田んぼの米より艶やかで
元気いっぱい。目を見張る成長ぶりです。他の稲と比べてみても一目瞭然、
葉っぱが固くて力強いんです。早稲より約3週間遅れで田植えしたはず、
だけど完全に大きさで追い越しています。

こちら噂の一本苗、信じられません。一本じゃなかったの?

こちら、左が2本苗、右が3本苗。立場が逆転しています。
多ければいいってものではないという事ですね 。

2009.7.8

大豆畑の草刈り4日目、今日で終わりです。
広い畑全て、砥石で研ぎ切れ味を増した鎌二丁で挑みます。
二丁鎌とは、はるか昔、農民の一番の武器だったとの事。
一揆などで戦った農民が一番強い武器だと持ち出したんだそう。今の時代に、
政府の農業政策に不満を持っても、これらを持ち出す事はありませんのでご心配なく。。。
雑草という強敵を前に、偶然にも最強の武器を手にしていたことがなんだか感慨深い。

2009.7.6

私たちは何でも知っている。植物の種類、豆のベストな栽培方法、
日本国内の食料自給率、農村が崩壊していく現実、農業って大変だと
いうこと、農業が大事だってこと。なんでも知識として頭のなかに入っている。
でもそのなかのどれだけが、実感として経験の中から
見つけだしたものなのだろう。『知っている』もいろいろだ。
ここ数ヶ月でいろいろ知った。土のにおい、豆の芽、雑草の種類、ハトの好物、
雑草におい、植物の生命力、農業は大変だってこと、農業はすばらしいってこと。
たとえ自分の思った事がセオリーに反していても挑戦することが大事だってこと。
失敗することも大事だってこと、教科書が絶対ではないということ。

2009.7.3

里山の風景を思い返すとき、真っ先に頭に浮かぶのは、
袈裟掛けされた稲のある風景ではないだろうか。
収穫した苗を天日で乾燥させるためのものなのだが、それも昔の話。
今では、乾燥機で乾かすので必要なくなりました。。。
でも、使われなくなっても残っているのはうれしい。かろうじて、
古き良き田園風景が幻想の世界ではなかった事を物語っています。

現代生活とのギャップが異様だが、だからこそ大切な何かを思い起こさせてくれる。
これこそ守らなくてはいけないものだと思った。


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